小さいころから金融リテラシーを身に付けておけば、必ず将来役立つはずです。
個人的には、学校でこそ、「お金の教育」を導入すべきだと思います。
先日、あまり物をねだらない長男が、
「プレイステーションVitaが欲しい!」
と言うので、いい機会だと思い、
「じゃあ、1万円貸してやるから、それを使って買ったら?」
と提案してみました。
返済方法・返済期間・利息の計算方法etcを一通りレクチャー。
小学6年生の長男にとっては、1万円は大金です。
すぐ手にできる喜びと借金するという不安が襲ってきたようでしたが、結局は1万円借りて購入することに。
その晩、アマゾンで早速注文。
「あぁ〜、1万円も借金してしまったぁ〜。」
と少しびびっていましたが、これこそがいい経験だと思うのです。
日常においても、
・銀行から住宅ローンを借りる
・クレジットカードを使う
・保険に入る
・日々の家計管理
・携帯電話の契約
これらのサービスの中にも損をさせるような罠が隠されており、
もし、金融リテラシーがなければ、いとも簡単に丸め込まれてしまいます。
金融の仕組みを日常生活を通して、少しづつ子供たちに伝えていこうと思っています。
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ある大きな町の古びた円形劇場に、一人の女の子がどこからともなく現れ、
住みつくようになります。
モモと名乗るその少女は、じっと人の話に耳を傾けるだけで、
人々に自分自身の自信を取り戻させる不思議な力を持っていました。
貧しくとも心豊かに暮らす人々の前に、ある日、『灰色の男たち』が現れます。
時間貯蓄銀行から来たという灰色の男たちは実は、
人々から時間を奪おうとする時間泥棒でした。
時間を節約して時間貯蓄銀行に時間を預ければ、利子が利子を生んで、
人生の何十倍もの時間を持つことができるという、
言葉巧みな灰色の男たちの誘惑に乗せられ、
人々は余裕のない生活に追い立てられていきます。
そして時間とともに、
かけがえのない人生の意味まで失っていくのです。
モモは盗まれた時間を人々に取り戻すために、
叡智の象徴である不思議なカメ、
カシオペイアとともに灰色の男たちとの決死の闘いに挑みます。
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税理士という仕事をしていると、「お金」というものと切っても切り離せません。
日頃から経済に関する書籍をよく読んでいるのですが、いろんな本を読むと、
最終的に「お金って何?」ということに行き当たります。
余りに身近すぎて、日頃考える機会がないと思いますが、
よくよく考えると人の一生の大半が『お金』のために費やされていることに気づきます。
ミヒャエル・エンデが書いた『モモ』、子供が読むのはもちろん、大人も読んでみる価値ありな作品です。
私たちは、日々、仕事に追われ時間に余裕のない生活を送っています。
それは、まるで、灰色の男たちによって時間を奪われている『モモ』の世界と同じよう。
「お金って何?」、「時間って何?」、「幸せって何?」
こういったことを改めて考える機会を与えてくれるそんな作品です。
是非読んでみてください。
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焦点の所得税は、会社員などの税の負担を軽くする給与所得控除を一律10万円減らし、年収850万円を超える人は控除額を195万円で頭打ちにする。
一方すべての人が対象の基礎控除は10万円引き上げる。
これにより、高所得の会社員は増税に、フリーランスの人などは減税になる。
=12/14(木)の日テレNEWSより抜粋=
給与所得控除
給与所得個所とは、給与所得者(サラリーマン)に認められている必要経費としての控除です。
給与に対する所得税は、給与収入にそのまま課税されるのではなく、給与収入から給与所得控除を差し引いた残りに課税される仕組みになっています。
H29年の給与所得控除額は、給与等の収入金額に応じて、次のようになっています。
平成29年
給与等の収入金額 |
給与所得控除額 |
|
1,800,000円以下 |
収入金額×40% |
|
1,800,000円超 |
3,600,000円以下 |
収入金額×30%+180,000円 |
3,600,000円超 |
6,600,000円以下 |
収入金額×20%+540,000円 |
6,600,000円超 |
10,000,000円以下 |
収入金額×10%+1,200,000円 |
10,000,000円超 |
2,200,000円(上限) |
基礎控除
基礎控除とは、全ての納税者に適用される控除で、現行では38万円に設定されています。
日テレNEWSの記事を読めばわかりますが、今回の改正で、年収850万円超での給与所得控除を195万円で上限とし、基礎控除を48万円に増額になります。
この改正の目的は、働き方が多様化に対応するためというのが、その理由だそうです。
確かに、サラリーマンに比べ、フリーランスの方の税負担が多いというのは、確かにそうだと思いますが、給与収入850万円というのが適切なのかどうか・・・。
これは、それぞれの立場で考え方が違ってきますので、何とも言えませんが。
ただ、平成24年から少しずつ給与所得控除が少なくなっているのを見ると、サラリーマンに対する課税が年々厳しくなっている傾向にあるようです。 皆さんは、どう思われるでしょうか?
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「○○税務署の××と申しますが、先生の申告について税務調査を実施したいのですが。」
今まで、何件も調査に立ち会ってきましたが、さすがに自分の調査となると、少しびびりました。
「時期については、即答できないので、後日こちらから連絡させてください。」
このように答えて、少し落ち着くことに。
色々と考えて、特に問題になるような処理もしてないし(税理士が変なことしてたらまずいでしょ)、
調査を先に延ばしても意味ないし、嫌なことは早く済ました方がいいなと思い、
次の日にすぐに電話して日程調整することに。
で、調査当日、調査官の方が自宅に来られました。
半日ほど帳簿と証憑をチェック。
「特に問題になるようなことがなさそうなので、今日だけで終わります。」
拍子抜けするほど、簡単に調査終了!
これまで経験した調査の最短記録更新です。
「一体何のために来たんだろうか・・・・・・?」
そんなことが頭の中によぎりましたが、まぁいいでしょう。
今回の調査を経験してみて、改めて納税者の方が調査を受ける時の気持ちがよく分かりました。
税の専門家である税理士であっても、やはりすごく不安な気持ちになりますもの。
この経験を生かして、お客様の不安な気持ちを少しでも和らげるような対応を心掛けてきたいと思います。
後日、税務署から「更生決定等をすべきと認められない旨の通知書」が届きました。
記念に大事に保管しておこうと思います。
やっぱり、きちんと申告しておくべきですね。
では!
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「中々便利なサービスだなぁ〜」というのが感想です。
今回、照明を売却したかったのですが、
まず最初に「リサイクルショップへの売却」を検討しました。
リサイクルショップに見積もりを依頼したところ、4,000円くらいで買い取るということでした。
購入価格が、2万5000円位だったので、さすがに安すぎると思い、こちらへの売却は却下。
次に「ヤフーオークションへの出品」を考えましたが、会費がかかるのが面倒でこちらも断念。
で、メルカリを利用したわけですが、このサービスとにか出品が超簡単!
クレジットカードがあれば、ほんの数分で出品が可能です。
これが、取引終了までの流れです。
上記の出店画面にて
【商品名】
【商品説明】
【商品詳細】
【配送について】
・配送料の負担 出品者or落札者
・配送元の地域
・発送までの日数
【価格】
写真をアップロードして、上記の情報をメルカリの画面で入力すれば、出品完了です。
配送についても、「らくらくメルカリ便」というのを利用すれば、とても簡単です。
詳しくはこちら ⇒ https://guide.mercariapp.com/jp/shipping/rakuraku.html
ホームセンターで梱包材を購入し、スーパーで段ボールを貰い、自宅で配送用の梱包作業。
これをヤマト運輸に持ち込んで、発送手続き完了です。
あとは、落札者へ商品が届き、お互いが評価を終えれば、これで取引終了。
今回は、16,000円で売れたので、メルカリへの手数料 売却価格の10%で1,600円と配送1,200円が差し引かれ13,200円が振り込まれるはずです。
リサイクルショップへ売ることを思えば、このメルカリを利用した方が断然お得!
トラブルもあるようですが、注意して利用すれば、便利なサービスのように思えます。
参考にしてみてください。
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封を開けてびっくり!
「健康保険・厚生年金保険に係る調査の実施について」と書いてあるじゃないですかぁ〜!
「なんで?」
「何か悪いことしたか?」
色々と考えが頭によぎりましたが、思い当たるフシがあるでもなく・・・・・。
で、【社会保険 調査】で検索してみると、
どうやら、4年かけて全事業所の調査をしようとしているみたいで、一安心。
絶対に何も悪いことしてませんし。
で、本日、広島東年金事務所へ出向いてきました。
通知書に書かれていた、
?労働者名簿
?賃金台帳
?出勤簿
?社会保険の各種届出に係る決定通知書等の綴り
?雇用保険適用関係に係る書類のコピー
?源泉所得税領収済み通知書
を持参し、係の人と話をすること10分。
特にお咎めなしですぐに終了しました。
当たり前ですが、社会保険等の仕組みを理解して、きちんと処理していれば、まったく怖がる必要ありません。
数年かけて全事業所の調査を実施するようなので、日頃からきちんと処理しておいた方がよさそうですね。
では。
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「金融屋」の視点から借金がらみの人間模様を描いた漫画です。
この漫画、本当に面白く、かつ、とても勉強になります。
ただ、独特のタッチが気になるところではありますが・・・・・・・。
連帯保証人って本当に怖いの?
手形は、どんな時に使うの?
抵当って何?
この漫画を読めば、お金で騙されないための知識を手に入れることができます。
しかも、超リアルに。
例えば、連帯保証人になった後で、
「こんなことになるのなら、連帯保証人なんかにならなかったのに!」
こんな風に嘆いても後の祭り。
誰も助けてくれません。
知識を持ってなかった自分が悪いのです。
お金のために人生を狂わせる人がたくさんいる世の中。
最初は難しく感じるかもしれませんが段々と分かってくるはず。
ナニワ金融道は、社会人が生きていくための教科書です。
是非、読んで見てください!
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アマゾンで本を探していると、良さそうな本を発見!!
「人事屋が書いた経理の本」です。
本の終わりをめくってみると、
1978年7月5日 第1刷発行
2016年1月15日 第150刷発行
いまだに刷り続けているみたいです。
本当に驚きです。
これだけ長い間売れ続けるだけあって、期待を裏切ることのない内容で、
大変よろしゅうございました。
是非、読んでみて下さい。
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固定資産税納税通知書を見れば、相続人が所有していた不動産をすぐに把握することができます。
また、大まかな不動産の評価額も分かります。
この納税通知書をもとに、あらためて相続税評価額を計算していくわけですが、
評価を進めていくと稀に、
「おや?この固定資産税評価額おかしいのでは?」
といった事案に出くわすことがあります。
つい先日も、ある物件の相続税評価額を算出してみると、固定資産税評価額よりも低くなってしまい、
固定資産税評価額がおかしいことに気付きました。
通常、相続税評価額が地価の8割、固定資産税評価額が地価の7割とされています。
この考え方からすると、相続税評価額<固定資産税評価額となることはありえません。
後日、区役所に訪問し、「評価が間違っているのではないか?」と指摘したところ、
「固定資産税評価の計算で採用すべき路線価を誤っていた。」ということが判明し、
結果、過去20年分の過徴収分の固定資産税が還付されることに。(^^)/
「路線価の適用誤り」という単純なミスですが、市役所では、
膨大な数の物件の評価を限られた人数でやらなければいけないので、
起こるべくして起こった誤りだと思われます。
固定資産税は、賦課課税方式(納付すべき税額の確定が,租税行政庁の 処分によってなされる方式)を採用していますので、
市から送られてくる納税通知書を見て見直す必要あります。
ちなみに、当事務所では、相続税の申告を依頼していただいた方につきましては、
固定資産税のチェックも並行して行うようにしておりますので、お気軽にご相談ください。
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チャットワークとは、メールと電話の中間に位置する新しいコミュニケーションツールです。
「LINE」と似たようなものと言えば、多分理解できるではないでしょうか。
ただし、LINEが個人向けに開発されているのに比べて、 チャットワークは事業者向けに開発されています。
例えば、ウェブ上での会議やファイル共有などビジネスシーンで必要とされる機能が付いているのが特徴です。
チャットワークの機能一覧は、下記の通りです。
・ダイレクトチャット
相手と1対1でやり取りするためのチャット
・グループチャット
複数名が参加するチャット
・タスク管理
やるべきことを作成編集することができる。
・ファイル共有
Word・Excelなどのファイルや画像ファイル等をアップロードできる。
・ビデオ通話
参加メンバーと顔を見ながら会話できる。
・音声通話
参加メンバーと音声を使った会話ができる。
・コンタクト管理
メールアドレスやIDを使ってユーザー検索できる。
そして、なんと言っても驚きなのが、これだけの機能を使えて、
「新規登録(無料)」なんです。
業務効率化のため、これらのツールを使いこなしていきたいですね。
みなさん、是非導入を検討してみてください。
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この人、マーケティングの世界では知らない人がいないとうほどの有名人です。
独立間もない頃に出会った1冊の本。
☚この本です。
この本に出会っていなければ、今はもう事務所を閉鎖していたかもしれません。
つい先日、久しぶりに本屋さんへ行くと、神田昌典さんの新刊が出ていたので、買ってみました。
この本も「あなたの会社が90日で儲かる!」に全く引けを取っていません。
会社の戦略には、3つに一つしかないー「創造戦略(イノベーション)」か、「効率戦略(エフィシエンシィ)」か、「顧客戦略(ホスピタリティ)」かである。
私が、この本を読んで一番頭に残ったフレーズがこれです。
全くこんな考え持っていませんでしたが、知らないうちに「効率戦略(エフィシエンシィ)」を選んでいたようです。
当事務所では、基本的にお客様のところへ訪問することはありません。
なぜ訪問しないようにしたのか?
自分が税理士事務所へ依頼する立場であったなら、「必要のないサービスを省いたシンプルな形」を望むでしょうし、
「毎月訪問してもらわなくてもいいけど、申告などのできない業務だけお願いしたい。」
このように考える人がたくさんいるのではないかと思ったからです。
顧問契約を交わし、毎月お客様のところへ訪問する。
これは、「顧客戦略(ホスピタリティ)」です。
ただ、効率戦略(エフィシエンシィ)」と「顧客戦略(ホスピタリティ)」は、相反するものだと思いますが、
効率戦略(エフィシエンシィ)」に「創造戦略(イノベーション)」を組み込むことはできるような気がします。
これからは、このような視点を持って、より満足いただけるサービスを提供できればと思います。
今回、ご紹介させていただいた2冊の本、本当におススメなので、ぜひ読んで見てくださいね。
それでは!
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中でも韓国料理の「チャンジャ」が大好物!
「チャンジャ」とは、タラの内臓をキムチ風味の味付ので発酵食品です。
近所のスーパーに行くと、時々置いてあるので、見つけると必ず購入します。
↑これです。これ!
この「チャンジャ」をご飯にのっけて食べると、
くぅ〜〜〜、まさに至福の時!!
この「チャンジャ」、広島の(株)大丸商事さんの商品です。
辛いものがお好きなら、お近くのスーパーでぜひ買ってみてください。
必ず満足すると思いますよ!
]]>https://biz.moneyforward.com/advisors
そのMFクラウドですが、今度はTVCMを放映するみたいです。
突撃!MFクラウド「オフィス」篇
突撃!MFクラウド「カフェ」篇
突撃!MFクラウド「領収書」篇
出演しているのは、タレントのローラさん。
これでクラウド会計の認知度が上がり、利用者が増えてくるといいですね。
クラウド会計、使ってみると本当に便利なので、皆さんも是非導入を検討してみてください。
では!
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以前、「広島 税理士」で検索すると1ページ目の3番目くらいにでてきていたのですが、
今では2ページ目の3番目あたりをウロウロ。
「なんかあったのか?」と色々考えてみましたが、特別何かを変えたわけでもなく・・・・・。
やっぱり、ほったらかしにしていたのが良くなかったみたいです。
ホームページに新たなページを追加しないのなんて当たり前、ブログだってほとんど更新せず。
「ほっといても下がってないからいいかぁ〜。更新するの面倒じゃし。」
なめていました。完全になめていました。
これから検索順位を上げていかないといけませんが、どうしたものか・・・・・。
検索順位は、Googleによって決められています。
Google検索の上位表示には、「良質なコンテンツ」が必要になってきているようで、単に記事を更新していくだけでは駄目なようです。
「良質なコンテンツ」って何?
考えなければいけないことがたくさんありますが、試行錯誤して乗り越えていかないといけません。
それでは!
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「クラウド会計」とは、会計ソフトの代わりに、インターネットのサーバーを使って作業ができて、作成したデータもインターネット上に保存されます。
パソコン上に会計ソフトをインストールせずに、全ての作業をIE等のブラウザを使って行います。
データをインターネット上に保管するので、パソコン・スマホ・タブレット等のどの端末からでも同じ情報にアクセス可能できます。
使い方によっては、かなり便利だと思います。
この「クラウド会計」の存在は、随分前から知っていたのですが、
「まぁ〜、まだやらなくていいか!」とズルズル先延ばししていたら、かなりの時間が経過してしまい、
ようやく今になって使ってみたところです。
いろんな「クラウド会計サービス」が登場してきていますが、今回はマネーフォワードを使ってみることにしました。
このサービスのメリットは、
「銀行口座やクレジットカードの取引明細を自動取得」
「インストール不要でインターネットが使えればどこからでもアクセス出来る。」
といった所でしょうか。
特に「取引明細を自動取得機能」は、預金やカード決済などの取引明細を簡単に取り込んで自動で仕訳をしてくれるので、かなり時間の短縮になります。
この機能をうまく使えば、お客さん自らが記帳してもらうサービスへ誘導しやすくなりそうです。
もちろん、その分こちらの作業も少なりますので、お客さんの金銭的負担の軽減にもつながります。
ただし、メリットばかりでなく、もちろんデメリットあります。
一番のデメリットは、
「インターネット環境に依存するので、従来の会計ソフトとに比較して反応が鈍い。」
ことです。
これは、結構なストレスです。
使ってみた感想としては、この問題はかなり大きいです。
これから、さらに改善されていくと思いますが、今のところ完全に満足できるようなものではなさそうです。
クラウド会計とインストール型の会計ソフト、どちらにも一長一短あるようなので、
それぞれをうまく使いこなして、お客さんへ新しい価値を提供できればと思います。
それでは!
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その通信簿のどこを見たら何が分かるのか?
まず、抑えてもらいたのが、資産の部合計・負債伸合計・純資産の部合計・売上高・当期純利益の5つの数値です。
この5つの数値は、それぞれ下記のようなことを示しています。
( 資産の部合計)
お金とお金に替えられるもの、持っている権利など。
会社が持っている財産が合計でいくらあるのを示す数値。 この数値から会社の規模が分かります。
( 負債の部合計)
資産と反対のもので、借金、将来お金を支払う義務など。
( 純資産の部合計 )
資産と負債の差額で、これが会社の価値になります。
(売上高)
1事業年度の収入総額。 数年分を比較すれば、会社の成長度合いが見えてきます。
( 利益)
売上から経費を引いたいわゆる儲けです。
これも数年分を比較できれば、もっといいでしょう。
これらの数値は、それぞれをバラバラに見るのではなく、それぞれを関連付ける必要があります。
資産がたくさんあっても、負債の方が多ければ、純資産はマイナスになります。
逆に、資産が少なくても、負債も少なくなり、純資産はプラスになります。
一番良い状態は、「資産が多くて、負債が少ない」ケースだというのは誰でも理解できると思います。
一番良い状態に持ってくるには、利益を上げてお金を増やすしか方法がありません。
利益を上げるには・・・・・・・。
このように全ての数字が繋がっているわけです。
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「会計」とは、会社のお金の動き(事業活動)を表現するためのルールみたいなものです。
スポーツやゲームにもルールがあるように、事業活動を表現するのにもルールが必要。
では、会社の目的とは何でしょうか?
それは、売上を上げ、利益を増やすことです。
利益を増やすとは、お金を増やすことと同じ。
つまり、事業活動=お金の動き という関係が成り立ち、それを数字で表すためのルールが会計なのです。
会計を知らずに会社を経営するのは、実はルールを知らずにサッカーや野球をするのに等しいとさえいえます。
「会計」がルールだとすれば、「決算書」は事業がうまくいっているかいないか・お金は増えているか減っているかといったことを示すもの。
つまり、その会社に1年に1度渡される通信簿のようなものです。
この決算書、さらに細かく分けることができ、損益計算書と貸借対照表の2つの書類から成り立っています。
では、損益計算書と貸借対照表とは何でしょうか。
会社の1年間の事業活動がうまくいっているかどうか、つまり、「売上がどれくらい上がっているか?」・「利益が「どれくらい出ているか?」を示しているのが損益計算書です。
その結果として、「現在のお金がいくらあるのか?」を示しているのが貸借対照表です。
この2つの書類の関係は、会計を学んでいく上での基本ですので、必ず覚えておいてくださいね。
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土地の相続を行うには、管轄の法務局に登記申請を行い(相続登記といいます)、所有者を祖父(被相続人といいます)から相続する人(相続人)に変更してもらいます。
相続登記を行う場合は、相続人を確定させ、全員で協議し、遺産分割協議書に署名押印するなどの同意を得ないと手続きを行うことができません。
すべての相続人の印鑑証明書も必要です。
一部の相続人を除いて行われた遺産分割協議は無効となってしまいます。
まずは、戸籍を集めて相続人を確定させる必要があります。
Aさんの場合、被相続人を含め、相続人の多くの戸籍の所在地が広島近隣だったので、市役所に行き、一つの戸籍を取得しては、次の戸籍を追うという作業を4時間行います。
Aさんの祖父は明治生まれで、兄弟姉妹が多く、10人兄弟でしたが、10人兄弟のうち、5人が小さいうちに亡くなられ、5人がご結婚されています。
兄弟が生きていらっしゃればもちろんその方が相続人になりますが、その兄弟が亡くなられた場合は、配偶者(夫・妻)と子どもが相続人になります。
Aさんのお父様もお亡くなりになられています。
その亡くなられた兄弟の子どもも亡くなられていれば、その配偶者と子どもが相続人になりというように、枝分わかれし、人数が増えていきます。
祖父が亡くなられたときに手続きをしていれば、祖母と兄弟5名の合計6名が相続人でしたが、
放置していたために、相続人の総計は20名となっていました。
全ての戸籍を集めて、相続人を確定させるまで3か月。
相続の手続きをしないままの土地を放置している場合のリスクを考えてみると・・・・。
などなど・・・・ 費用も時間も要する可能性が高くなります。
もし、遺産に不動産がある場合は、亡くなった方の相続人が分かる範囲(話がすぐにまとまる状態)のうちに、相続手続きを行われることをお勧めします。
相続手続きの実績が多い司法書士事務所と同じフロアで業務を行っておりますので、ご不明な点はお気軽にご相談ください。
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つまり、ある相続人が相続税の納付を行っていない場合、他の相続人は相続で受けた利益を限度として他の相続人の未納の相続税を納めなければいけません。
普通は、他の相続人が相続税を払ったかどうか知ることはありませんし、他の相続人の滞納を防ぐ術はありません。
こんな制度があるとは知らず、「連帯納付通知」が届いて慌てふためくなんて事態になんてこともあったりして・・・・。
従来からこの制度に対する批判が多かったため、相続税の連帯納付義務について、連帯納付義務者にとって過酷となるケースの発生を防止しつつ、一般納税者との公平を確保する観点から、平成24年の税制改正で見直しが行われました。
平成24年4月1日以後に申告期限が到来する相続税については、以下の条件で聯頼納付義務が解除されています。
・申告期限等から5年を経過するまでに連帯納付の通知を受けなかった場合
・納税義務者が延納または納税猶予の適用を受けた場合
すぐに納付できないときは、延納申請をするとよいでしょう。
また、代わり他の相続人の相続税を納付した場合、その相続税を他の相続人に対して求償することもできます。
]]>増税延期をほのめかしていましたが、やっぱりかという感じです。
税理士事務所のお客様は法人や個人事業主です。
皆さん消費税の負担にかなり苦しめられているので、増税の延期は喜ぶべきなのですが、いまいちスッキリ喜べません。
なんかこの延期も自分達の支持率を上げるためとしか思えません。
だって、引き上げについて「リーマン・ショックや大震災のような重大な事態が発生しない限り、確実に実施する」って言ってたんですよ。
今、リーマンショックや大震災と同じような事態が発生していますか?
こんなことしてたら何でも後付けで決めれちゃいます。
本当にこれで良かったんでしょうか?
提出期限まで1か月もない状態で依頼を受け、超特急で申告業務でした。
税額もかなりの額だったので、期限に間に合わせるのに必死で、とりあえず申告を無事終えることができたので一安心です。
「こんなに財産があるのに、どうして申告期限1か月前まで何もしてなかったのか?」
という疑問は残りましたが、まぁ~それも良しとしましょう。
ですが、このように申告期限ぎりぎりになるのは、絶対に真似しないでくださいね。
何があるか分からないので、早め早めの行動をお勧めいたします。
今日は、ゆっくり眠らせていただきます。
おやすみなさい。
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