効率戦略

神田昌典という人をご存知でしょうか?

 

この人、マーケティングの世界では知らない人がいないとうほどの有名人です。

 

独立間もない頃に出会った1冊の本。

 

 

☚この本です。

 

この本に出会っていなければ、今はもう事務所を閉鎖していたかもしれません。

 

つい先日、久しぶりに本屋さんへ行くと、神田昌典さんの新刊が出ていたので、買ってみました。

 

 

この本も「あなたの会社が90日で儲かる!」に全く引けを取っていません。

 

会社の戦略には、3つに一つしかないー「創造戦略(イノベーション)」か、「効率戦略(エフィシエンシィ)」か、「顧客戦略(ホスピタリティ)」かである。

 

私が、この本を読んで一番頭に残ったフレーズがこれです。

 

全くこんな考え持っていませんでしたが、知らないうちに「効率戦略(エフィシエンシィ)」を選んでいたようです。

 

当事務所では、基本的にお客様のところへ訪問することはありません。

 

なぜ訪問しないようにしたのか?

 

自分が税理士事務所へ依頼する立場であったなら、「必要のないサービスを省いたシンプルな形」を望むでしょうし、

 

「毎月訪問してもらわなくてもいいけど、申告などのできない業務だけお願いしたい。」

 

このように考える人がたくさんいるのではないかと思ったからです。

 

顧問契約を交わし、毎月お客様のところへ訪問する。

 

これは、「顧客戦略(ホスピタリティ)」です。

 

ただ、効率戦略(エフィシエンシィ)」と「顧客戦略(ホスピタリティ)」は、相反するものだと思いますが、

 

効率戦略(エフィシエンシィ)」に「創造戦略(イノベーション)」を組み込むことはできるような気がします。

 

これからは、このような視点を持って、より満足いただけるサービスを提供できればと思います。

 

今回、ご紹介させていただいた2冊の本、本当におススメなので、ぜひ読んで見てくださいね。

 

それでは!

 

 

 

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at 11:43, 森川大史, ビジネス

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すごい発想力

なにげな〜くネットを見ていると、

「すげえこと考えたなぁ〜!」と唸らされた記事に出会いました。

その記事の主人公は、ゴールデンボンバーの鬼龍院さん。

以下、http://news.mynavi.jp/news/2015/07/04/161/からの引用です。


ビジュアル系エアーバンド・ゴールデンボンバーの鬼龍院翔が、4日に放送されたTBS系トーク番組『サワコの朝』 (毎週土曜7:30〜8:00)にゲスト出演し、「エアーバンドでもいける」と確信した出来事について語った。

2004年に結成された同グループ。

当初、メンバーの喜矢武豊は実際にギターを弾いていたが、鬼龍院は「ものすご く下手」「本当に音楽のセンスがない」と感じて上達を諦めた。

それでも新たなギタリストを加入させなかったのは、 「楽器を弾ける人はステージ上でふざけようとしない」という理由からだった。

複数のバンドが出演するライブでは「普通にやっていても印象に残らない」と考えていた鬼龍院。

当初、エアーバンド としてのパフォーマンスに「音楽ナメてるとしか思えない」など観客の風当たりは強かったが、そのライブ後、他バンド のファンのブログで「○○さんと目が合った! 本当にライブ最高だった!」と音楽以外の話題しか書かれていなかったこ とから、鬼龍院は「意外とみんな音楽聴いてない」と気づいたという。

そのブログを見た時に、鬼龍院は「絶対にエアーバンドでもなんとかなる」と確信。

さらに「面白いことをやるバンドは少 ない」と思っていたことから、その要素を加えて現在のスタイルを確立させた。



面白いこと考えますよね。

アーティストというよりビジネスマンですよね。

自分も同じような考えをしているので、よく分かります。

独立当初、既存の税理士事務所と同じ土俵で勝負しても勝ち目がなかったので、色々と試行錯誤し、他と違う方法で勝負するしかなかったからです。

少しだけ勝負する場所を変えれば、そこには競争相手の少ない場所があったりするものです。

既存の考え方にとらわれず、自由な発想を持って仕事を進めていきたいですね。

本当に参考になりました。

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at 22:45, 森川大史, ビジネス

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ブログ再開します!

久しぶりの投稿です。

新しい記事を考えるの面倒で、ほぼほったらし状態でいたが、気持ちを入れ替えます。

ブログの更新を再開いたします!

いばって宣言するほどのことじゃありませんが、こうでもしないと続きそうにないので・・・・・。

文章を書くのって本当に大変ですよね。

毎日連載されているコラムを新聞等で読んだりしますが、書いてる方は大変だよなぁ〜って思います。

だって、毎日書くことなんて正直言ってないですから。

なので、更新を再開するといっても毎日書くわけじゃござんせん。

週一くらいから始めていければと思っておりやす。

一番まずいのは、ほったらかしにしておいて、「この事務所、本当に営業してるのか?」って思われることだと思うので・・・・。

乞うご期待!

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at 22:14, 森川大史, ビジネス

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センターピン理論

「センターピン理論」って知ってますか?

知るわけないですよね。

グッドウィル元会長の折口雅博さんが考えた事業を成功するためのポイントのことです。

彼の著書、『プロ経営者の条件』にその考え方が理論が説明されていますので、ご紹介させていただきます。

(以下、引用)  

ある事業が成功するかどうか、それはボーリングにたとえれば、ストライクを取ることだと私は思っております。

ストライクを取るためには、センターピン、つまり一番真ん中のピンを外してはなりません。センターピンに当たらない限り、ストライクは取れないのです。  

センターピンを外さなければ、かなりの高確率で成功します。

問題は、その見極め方です。

では、ディスコにとってのセンターピンとは何か。

 “いつも大勢の人がいて、毎日盛り上がっていること”、すなわち「常に満員であること」
 
これこそディスコのセンターピンなのです。

お祭り騒ぎにおいては、ディスコに勝る場所はありません。

お祭りは大勢の人があふれていて初めて盛り上がります。

ディスコもそれが成功の条件なのです。 

(以上)

全ての事業には必ずセンターピンがあり、それを倒すことができれば、必ず成功できるという考え方です。

折口さんが立ち上げたジュリアナ東京(ディスコ)のセンターピンは、「常に満員であること」。

そして、この条件を満たすように戦略を練っていけば高い確率で成功できるそうです。

「でも、そのセンターピンをどうやって探すの?」

って話になりそうですが、折口さんは、次のように語っています。

(以下、引用)

では、どうやって事業のセンターピンを見分けるか。学習の方法があるんですよ。

「常に当事者たれ」ということが重要だと思います。

例えば、レストランに行ったとします。お客として行くと何にも見えてきません。

お客はわがままでいい。

料理がまずかったら次回は行かなくていい。

学ぶことは何もありません。

そうではなく、そのレストランを経営しているつもりで行く。

すると、いろいろなところが気になってきます。

味も気になるでしょうし、照明がいいのか悪いのかといったところまでチェックしたくなるでしょう。

そういう「当事者」としての思いで得た知識をどんどん積み重ねて、自分の中にデータベースとして残していくんです。

そのデータベースの量をどんどん増やしていくことが、センターピンを見つけるコツだと思います。

(以上)

なるほど〜。

自分もレストランに行くと、お店の色々なことが気になることがよくあります。

メニューだったり、味だったり、接客だったり・・・・・・。

知らず知らずのうちにデータベースを増やしていたんですね。

ためになります。

この「センターピン理論」、お客さんから教えてもらった言葉なんです。

いろんなことを知っている人と話をするだけでいろんな発見がありますよね。

皆さんもこのセンターピン理論、使ってみてください。

それでは。


 

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at 15:30, 森川大史, ビジネス

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なんで今頃、金融緩和なの?

日銀は10月31日、追加の金融緩和策を実施することを決定しました。

「金融緩和」というのは、世の中に出回るお金を増やして、景気を良くしようとする作戦のことです。

日本銀行が民間の銀行を通じてたくさんのお金を出回らせることで、会社や私たち個人がお金を銀行から借りやすくしています。

今回、日銀が実施する金融緩和策は、「量的緩和策」というもので、日銀が銀行から国債などの資産を買い取ります。

そうすれば、銀行は貸し出しに回すお金を増やせることになるわけです。

「なんで今頃金融緩和なんてするの?」

皆さんそう思いますよね。

「デフレからの脱却のため」なんて日銀は言ってますが、本当にそうなんでしょうか?

デフレから脱却したんだったら、消費税率の引き上げを先延ばしにするべきだったのでは・・・・・・・。

言ってることとやってることが完全に矛盾しています。

結局のところ今回の金融緩和の本当の目的は、「消費税率を10%に上げるため!」だと思われます。

一次的に景気を良くしておいて、「消費税を上げても大丈夫だ!」という理由づけをするための布石だと思われます。

まぁ〜、あくまで個人的な見解ですが・・・・・。

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セールストーク

セールストークってご存知ですか?

セールストークとは、商品を販売するときにお客さんの購入意欲 をかきたてるような話法・話術のことです。

このセールトークについて書かれた本を読んでます。



即効トークで 3倍速く売るプロの販売」という本。

この本、なんで読んでみようと思ったのか・・・・、


日テレの「心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU」で著者の話が放送されているのを見たからです。

著者いわく、

販売は単なる技術です。
販売に才能はいりません。
誰でも技術さえ見に付ければ売れて儲かるようになります。


とのこと。

税理士事務所といっても、結局は接客業です。

少しでも業務の受任率を上げたいと思い、読んでみたところ、役に立つ情報が結構ありました。

商品を販売する時に、お客様と合ったときに絶対に「売ろう」と思ってはダメなそうな。

著者は、売ろうと思わずに「商品のよさをつたよう」と思って立っているそうです。

自分がこの商品のよさを伝えないと、目の前に歩いている人がこの商品を知らないまま一生を過ごされるかもしれない。それはとてももったいないことだと思います。そんな気持ちでいつもお店に立っています。

私も同じようなことを思っていたので、コレを読んですっきりしました。

「自分を売り込むのではなく、自分のサービスの良さを伝える。」

この姿勢で接客対応していこうと思います。

この本、どんな業種でも役に立つと思います。

是非読んでみて下さい。





 

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倒産寸前だったLEGOが復活した理由

うちの息子はLEGOのブロックが大好き。

誕生日やクリスマスには、決まってLEGOのブロックをおねだりしてきます。

いろいろと自分の考えに合わせて作れるのが楽しいようで。

そんなLEGOに関するおもしろい記事を発見しました。



倒産寸前だった「LEGO」が世界2位のおもちゃ会社に返り咲いた理由

LEGO社の本社は、デンマーク。

ブロックを組み立てるおもちゃというくらいの認識しかありませんでしたが、調べてみるとそれだけではないみたい。

ブロックのおもちゃメーカーの枠を越え、さまざまな商品を世に送り出すことで同社の業績はかなり順調だそうです。

〜以下、一部抜粋です。〜

順風満帆に見えるLEGOだが、実は2004年ころには、いつ破産してもおかしくない状況に追い込まれていた。当時社内では、どのおもちゃを新しく開発して、どのおもちゃをボツにするか、という議論が続けられていた。だが倒産しそうな状態の会社にいる人たちがどれだけ議論をしても、なかなかいい答えが出るはずもない。
そして結局、正直に「好き、嫌い」といった本音を語ることができるのは「子供と酔っ払い」しかいないという結論に至ったと、後に当時の幹部の1人が語っている。以降、開発するおもちゃを子供のグループに見せながら、改良を重ねて商品を世に送り出してきた。それが、LEGO復活の秘訣(ひけつ)だったともいわれている。

倒産間近からの復活劇。LEGOに関する著書『Brick by Brick』があるデービッド・ロバートソン氏にいわせれば、その復活のカギはこうだ。

「マネジメントの役割が、どんなおもちゃを市場に送り出すか考えることから、徹底的におもちゃを下調べしたか確認することに変わったからだ」

いやぁ〜、最後のセリフ。深いですね。

おもしろいかどうかは、作り手でなく消費者に判断してもらう。

この場合、商品がおもちゃなので消費者は子供ということになります。

開発したおもちゃで子供に遊んでもらい、おもしろいかどうか反応を確認する。

そして、おもしろいということになればそれを市場に送り出す。

ごく当たり前のことですが、結構置き去りされている部分ではないでしょうか?

消費者の声を常に大事にしていきたいですね。

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at 13:15, 森川大史, ビジネス

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ノンフライヤー調理器の売り込み方

東京都新宿区にある家電量販店「ビックロ ビックカメラ新宿東口店」。調理家電のコーナーでは2つのヒット商品が目立つように陳列されている。オランダ、フィリップスの揚げ物調理器「ノンフライヤー」と、米ドールのデザート製造器「ヨナナスメーカー」。店頭の実勢価格はそれぞれ2万9800円前後と6500円前後だ。

 年末商戦でも指名買いをする来店客が絶えない。凍った果物を入れるだけでシャーベットのようなデザートができるヨナナスメーカー、油なしで食材を揚げられるノンフライヤー。いずれも用途を絞り込んだ「単機能家電」だ。同店は「操作が簡単で、コンセプトがわかりやすい点が人気の要因」とみる。

 ノンフライヤーは健康志向をとらえて4月の発売から12月末までに当初計画の4倍にあたる20万台の販売を見込む。だが実はフィリップスのお膝元の欧州では日本と異なり、小さなオーブンというコンセプトで販売する。油なしも強調しているわけでない。実際はスペイン料理のパエリアなど揚げ物以外も調理できる。

 日本で売り込むためにあえて単機能を打ち出した。日本メーカーはスチームオーブンレンジのように多様な調理ができる多機能性を売り込む傾向がある。だがフィリップスの日本法人は「逆に油を使わずに揚げられる点だけに絞ってアピールした」(増田智美アシスタントマネージャー)。

〜12月25日 日本経済新聞朝刊より抜粋〜

オランダのフィリップス社の「ノンフライヤー」、売れているみたいですね。

この商品、結構気になってます。

子供がフライドポテトが好きなので、これがあれば簡単に作れるなぁ〜と。

なんでこの記事を紹介したかといいますと、記事の後半部分にヒントになりそうなことが書いてあったあらです。

「逆に油を使わずに揚げられる点だけに絞ってアピールした」
         ↑
     ここです。

自分の時もそうでした。

「あれもできるし、これもできる、いろんなサービスを売り込みたい!」と開業当初は考えていました。

けれど、それでは何が得意なのかぼやけてしまうのです。

結果、誰からも仕事の依頼が来ない。

今となって思うのですが、できることをたくさん考えるよりも、やらないことを決めて捨てていくことの方が大事なような気がします。

このノンフライヤーも同じですね。

欧州と同じように小さなオーブンというコンセプトで販売していたとら、ここまでのヒット商品になっていなかったのではないでしょうか。

売り方ひとつ、表現の仕方ひとつで結果が大きく異なってしまう。

マーケティングの重要性をあらためて感じた記事でした。

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印鑑屋さんも色々考えています。

今日、郵便ポストを覗いてみると一通の封筒が。



表には、〜行提携のご案内〜 と書いてあります。

「どこから送られてきたのかなぁ?」と思い、

宛先を見てみると、横浜の印鑑屋さんからです。

「はは〜ん、なるほど。」

日本全国の会社設立を代行している所に、このダイレクトメールを送っているのでしょう。

どうしてかというと、会社を設立すると必ず会社印が必要になるからです。

会社設立を代行する税理士や行政書士に印鑑を販売してもらい、その一部をキャッシュバックするという仕組みです。



こうすれば、自分で販路を開拓しなくても、提携先からどんどん注文が発生します。

いやぁ〜、賢いですね。

仕組みを作り上げれば、あとは待っていればいいですから。

このアイデア、とっても参考になりました。

日常のいろんな所にヒントが転がっています。

うまく応用して使っていきたいですね。




 

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at 20:19, 森川大史, ビジネス

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利益は目的ではない。

「企業とは何かを問われると、たいていの企業人が利益を得るための組織と答える。たいていの経済学者もそう答える。この答えは間違いであるだけでない。的外れである」
(『現代の経営』)
 私自身、ずいぶんたくさんの経済人にお目にかかってきたが、利益のために働いているという人は一人もいなかった。
 利益を目的とする「利潤動機」なる概念が存在するから、利潤至上の反社会的な企業活動が行なわれ、健全な企業活動への反感が生まれるし、個人犯罪と企業犯罪の混同が起こる。しかしドラッカーは、心理学にさえ利潤動機などという概念が存在しないと指摘する。
 じつは、利益は企業の目的ではなく、存続の条件であり、明日もっとよい事業をするための条件なのである。しかし、条件とされるほうが、目的とされるよりもきつい。
 しかも利益は、事業における行動や意思決定の妥当性の尺度である。もちろんそれは、社会を支える税源でもある。ドラッカーは、「たとえ天使が社長になっても、利益には関心をもたざるをえない」と言う。
 「利益計画の作成は必要である。しかしそれは無意味な常套語となっている利益の極大化についての計画ではなく、利益の必要額についての計画でなければならない。その必要額は、多くの企業が実際にあげている額はもちろん、目標としている額をも大きく上回ることを知らなければならない」
(『エッセンシャル版マネジメント』)

税理士ならだれでも知っている「費用収益対応の原則」。

期間収益と期間費用との差額が利益であるというあれです。  

「会社は、利益を得る事を目的に存在している。」と普通に人は理解しています。

 ですが、ドラッカーは全く逆のことを言っています。

利益は「目的」でなく、企業が存在するための「手段」であると。

企業存続のために利益は大切であるが、それは「手段」であり「目的」ではない。

利益のみを追求するとコスト削減やリストラといったマイナスなイメージしか浮かんできません。  

しかし、利益を企業が存在するのための手段と考えれば、正当な利益を確保することは、さらに良いサービスを提供するための原資だと理解できます。

正当な利益をさらに良いサービスへと変換し、それを顧客に還元できる訳ですから。

手段と目的を見誤らず、利益追及に走ってはいけないということでしょう。

自戒の念を込めて。

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