法人と個人では税金の計算方法が違います。

法人成りを検討したことありませんか?

「法人と個人どっちが得か?」ということを検討するなら、法人税と所得税の計算方法の違いを理解しておきましょう。

法人の税金は、大雑把ですが以下のようにして計算されます。

    (売上−経費)×法人税率=法人税

これだけ見ると、個人事業者と同じように見えますよね。

個人の場合、売上から経費を差し引いた残額は全部が、その人の所得となります。

一方、法人の場合、売上から経費を差し引いた残額は、経営者の所得にはなりません。

法人の利益はあくまで法人のもの。

これには法人税が課税されます。

「じゃあどうやって経営者は生活するの?」ってなりますよね。

答えは、「法人から役員報酬をもらう」です。

この役員報酬、上記の式の経費の中に含まれることになります。 

経営者の報酬は、会社の経費に計上できるので、会社の経費をうまく調整すれば法人税がお安くなります。

逆に、法人が赤字なのに役員報酬を出し過ぎると、その経営者は無駄に多くの所得税・住民税を払う羽目に。

だから、事業全体のバランスを考えて、丁度いい金額で役員報酬を決めると良いでしょう。

まぁ、言うのは簡単なのですが、法人の売上を毎期完璧に予想するのが一番難しいのですが・・・

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at 09:42, 森川大史, 会社設立

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広島西税務署へ行ってきました。

真夜中に熱帯魚を眺めるのが日課になっている税理士の森川です。

今日は、広島西税務署へ行ってきました。

1か月くらい前に、西税務署から「〇〇さんの確定申告で書類の不備があるので、追加の資料を提出してほしい」

と連絡があり、やっと全ての資料が整ったので提出に。

その方の増改築等による住宅借入金等特別控除の確定申告をしたのですが、その提出書類に不備が・・・・・・。

こんなことではいけません。

しっかりしなければ。

増改築のための住宅ローン控除、提出しなければいけない資料がたくさんあるんです。

(1) 「(特定増改築等)住宅借入金等特別控除額の計算書」
(2) 住民票の写し
(3) 住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書
(4) その工事に係る建築確認済証の写し、検査済証の写し又は増改築等工事証明書
(5) 家屋の登記事項証明書、請負契約書の写し等(※)で、増改築等をした年月日、その費用の額及び増改築等をした家屋の床面積を明らかにする書類
(6) 給与所得者の場合は、給与所得の源泉徴収票

この中で、(3)の増改築工事等証明書を提出し忘れていたのです。トホホ(^^ゞ

ホント、気を付けないといけませんね。

それじゃ、また!

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at 23:56, 森川大史, 会社設立

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結局、どうなったら法人化すればいいの?

法人化について色々と書いてきましたが、結局一番知りたいのは、「じゃあいつ法人化すればいいの?」ってことですよね。

売上が順調に伸びれば、いつか法人化した方がお得になりますよ〜というのはよいのですが、じゃあどのタイミングで法人化すればいいのでしょうか?

アバウトですが、目安になるようなものを示していきます。

たとえば30代前後の個人事業主の方で、奥さん・子供もいるケース。

基礎控除と扶養控除を併せて100万円くらいが所得控除額だとした場合を考えてみます。

個人事業主でも青色専従者給与など節税できる手段はいくつかあります。

だいたい利益が350万円くらいだと、そうした青色専従者給与などを使って所得税を払った方が安くなる可能性が高いように思います。

これが700万円を超えてくると、断然法人化した方がお安くなります。

つまり、法人化の目安として利益が700万円〜800万円をコンスタントするようになったら、おそらく法人化したほうが税金は安くなると思われます。

当たり前ですが、上のような目安は、全ての方に当てはまるわけではありません。

可能であれば利益が500万円を超えてきたあたりで、一度税理士に相談してみることをお勧め致します。

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at 09:16, 森川大史, 会社設立

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どうして法人化がいいの? その2

資本金1千万円未満の会社であれば、設立から2年間は消費税の免税事業者になります。

これは大きいです。

最大のメリットかもしれません。

法人化で必要な費用など、このメリットだけで全部ペイできちゃいます。

さらに、その他のメリットをあげていきますと・・・・・、

個人よりも会社のほうが社会的信用が高くなります。

個人相手じゃ取引しないという会社さんも多いですからね。

経費も会社名義で払うようにしたほうが、個人名義で払っていた頃よりも認められやすくなります。

一方、デメリットとして、記帳関係に関しては個人事業主の時よりも厳しくなります。

法人の場合は、赤字の場合でも、法人住民税の均等割7万円だけは必ず払う必要があります。


これもデメリットですね。

あまり大きな声では言えないのですが、社会保険の面でもメリットがあります。

国民健康保険や国民年金か、それともサラリーマン時代と同じ社会保険に入るのかが、法人化したら選択できるようになります。

法人化したら必ず社会保険に入らなければいけないじゃないかって?

法律上は確かにそうなんですが、入らなかったからって強制されないのが現実なんです。

「入りたければ入ればいいだけ。社会保険が嫌だったら国民健康保険を続けましょうと。」

メリットとデメリットを考慮して、法人化を検討してみてください。

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at 08:40, 森川大史, 会社設立

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どうして法人がいいの?

法人化するメリットって、税率が安くすむ場合もあるんです・・・ってだけじゃありません。

個人でやっていた場合、節税するのに効果が大きかったのが、青色専従者給与でした。

奥さんを専従者にして給与を払えば、給与所得控除が認められます。

当然その分「売上−経費=所得」の、経費部分を増やすことができます。

結果、所得が少なくなり、税金も安くなる。

これ、覚えてますか?

今度はこれが法人になると、自分も給与所得を受ける形になります。

つまり、法人化した時点で、事業主であった自分も、社長として会社から給与を受け取るという立場に変わってくることになるのです。

ここでも給与所得控除が認められることになります。

結果、経費が増えるという寸法。


これをうまく使うことで、所得をそれぞれ会社・社長・奥さんに分散すれば、、給与所得控除の恩恵を最大限に受け、それぞれの税率が平均すると一番低くなる点を探ることができるようになる・・・・・・・・・と。

法人の税率が高いんだったら、給料でもらって所得税を払っときゃいいわけですから。

「法人の場合、工夫の余地がたくさんある」

これを頭に入れておきましょう!!

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at 09:57, 森川大史, 会社設立

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法人化すると何かいいことある?

法人化というのは、簡単に言うと「会社を作る」ということ。

今までの個人事業主では、個人として仕事を受け、個人として仕事をこなし、個人としてお金を貰っていたのが、会社に変わるわけです。

消費税を払わなければいけなくなり、所得税率も高いとこまで来たぞとなったときに意識するようにのが「法人化」というやつなのです。

この法人化って話なのですが、個人事業主の時と一体何が違うのか?というと、法人用の税体系が用意されています。

例えば、所得税の税率は所得が多くなればなるほど高くなりますが、法人税率はずっと一定に保たれています。

このように、法人には法人用の税制が用意されているわけです。

このブログを読んでくださっている方で、いきなり1億円以上だして会社を設立する方はいないと思います。

資本金1億円以下の会社さんは、法人税法では「中小法人」というものになります。

たぶん皆さんが作るのはこの「中小法人」になるでしょう。

ここで、ちょっとだけ嬉しいお話し。

中小法人だとちょっとだけ法人税率が下がっちゃうんです。

中小法人の場合はもろもろの税金を考え合わせると、おおまか言って、本当の利益800万円までなら約3割。それを超えると約4割が税金で持っていかれます。

これに対して、個人だと超過累進課税になるので、所得税と住民税とをあわせると、最大で50%まで税率が上がっちゃいます。

つまり、個人だと超過累進課税が待ち受けているだけに、売上が順調に伸びていけば、いつて法人税の税率よりも高くなってしまうのです。

なので、ある時点になると法人化した方がいいですよと。こういう訳です。

また、法人化して、そこから給与をもらうカタチにすれば、給与所得控除も得られるので、さらにお得。

法人化すれば、節税の方法が、たくさんありますよ〜ん!

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at 12:17, 森川大史, 会社設立

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